健康について064 腕トラブル 腱鞘炎編

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腕や手の痛みの多くの原因は、負担のかけすぎや酷使によるもの。

手首や指の曲げ伸ばしは、骨と筋肉を繋ぐ腱とそれを覆う腱鞘が担っています。

腱鞘が硬くなったり腱と腱鞘が過剰に擦れ合ったりすると、

炎症が起ることがあり、これが腱鞘炎の正体です。

PC作業やスマホの操作でもなる可能性があります。

何時間も毎日パソコンに向かっていると、指や手首の関節付近がこわばり、

指を伸ばしにくくなったりものを掴もうとしたときに痛みが走ったりして初めて

腱鞘炎に気づく人もいるそうです。

また、女性ホルモンの低下も原因になるため女性に多いとも言われています。

女性ホルモンのエストロゲンには腱鞘の炎症を修復させる働きがあります。

使いすぎて炎症が起きたとしてもひどくなって腱鞘炎になってしまいます。

低下してしまうのは妊娠期・出産後・更年期と言われ、妊娠期の女性の20%が

発症するとの報告もあります。痛みを感じる前に休めるときにはしっかりと休息

を取りましょう。

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