夏の疲労対策 紫外線浴びる、汗をかくだけで疲れる原因

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いよいよ夏本番!
季節の変わり目はお天気や気温の変化も激しく、体調を崩しやすくなります。夏の疲れを溜め込むと、夏バテは勿論、そのまま秋バテに繋がりずっと体調が優れない…なんてことになりかねません。夏に出やすい疲労の対策をして、快適な夏を過ごしましょう。

 

夏の疲労予防とケアの方法

ひまわり

 

紫外線と疲労

長時間、太陽光に当たっていると疲労感や頭痛、目の充血などの不調がでた事がありませんか?この疲れが出る原因は、眼の日焼けによるものということが分かってきています。

これは紫外線のダメージを眼が受け、そして脳が疲れてしまう事に原因があります。

まず紫外線が目に入ると、奥の角膜が炎症を起こし活性酸素を発生させます。この信号が全身にわたり、紫外線から身を守ろうと全身のメラニン色素を増やしたり、ストレスがかかった時と同様の反応とります。倦怠感や発熱、自律神経のバランスを崩し、疲労を増長させる事になります。

また、視覚神経からの情報を処理するのは脳であり、 特に五感の中でも視覚神経は非常に複雑で、脳の7割はこの視覚からの情報を処理しています。つまり目の疲れ、強い日差しの刺激がダイレクトに脳の疲れに繋がり、脳が疲労する事で身体の各部位への信号も「疲れた」「休息をとろう」となるのです。

紫外線の多い時期

紫外線とは、太陽からの光を波長によって赤外線、可視光線および紫外線に分けたもので。波長の長さによってUV-A、UV-B、UV-C…と分類されます。 表皮にはUV-AとUV-Bが到達すると言われますが、波長が短い方が有害物質が高く人体に悪影響を受けるのがUV-Bと呼ばれる紫外線です。

ご存じの通り、夏は紫外線量が増える時期です。日照量は地域によって差はあるものの、気象庁のデータによると実は5月度から真夏並みの紫外線量となり、7月、8月にピークを迎えます。環境破壊によるオゾン層の破壊から紫外線は有害なものとしての認識が高まり、年間を通じてUVケアの必要性が一般的にはなってきています。晴れた日だけではなく、曇りの日でも晴天日の60%から80%の紫外線量があり、大雨の日でも30%ほどがあります。

紫外線の影響

皮膚の防御反応としてメラニン色素を発生させ、皮膚を黒くします。 人類に黒人種、白人種、黄色人種と色素の違いがあるのは 大昔の人類の生活していた場所の紫外線量が違うからです。

  • 直射日光下が当たるような野外活動による日焼け。
  • 長期的な蓄積によるシミ、そばかす。
  • 更に長年にわたる蓄積によって皮膚ガンのリスクを高める。

上記のような健康被害があげられますが、悪影響だけではなく体内では生成できないビタミンDを作るという良点もあります。ビタミンDはカルシウムやミネラルの代謝を助け、不足すると骨に影響します。子供では「くる病」、大人では「骨軟化症」などです。地域や日照量により差はありますが、1日15分ほど両手のひらが当たれば良い充分なビタミンDが生成と言われています。

サングラスで疲労予防

太陽が眩しい!という理由だけではなく、眼が紫外線のダメージを受けて疲労を増長しない様、サングラスを活用しましょう。UV対策のされているレンズは色付きのないレンズもあります。はっきりと色が見えなければならない作業やレジャーの際は使い分けれると良いです。今はコンタクトレンズもUV加工があるものも増えましたが、黒目部分しか保護できず、白目部分が日焼けしてしまいます。同様に小さいレンズのサングラスも横から紫外線が入ってきてしまうので、やはり眼をしっかり覆うような大きいレンズのサングラスが好ましいです。

紫外線のアフターケア

紫外線を長く浴びると、ダメージで肌が赤くなっていきますが、この時「ビタミンC」や「ビタミンE」を摂取すると赤くなる炎症反応を遅らせることができます。他にもトマトに豊富な「リコピン」、緑黄色野菜に含まれる「βカロテン」なども抗酸化作用があり、紫外線のダメージに有効です。陽ざしを浴びた後は、積極的に夏野菜を摂りましょう。夏野菜には身体を冷やし、火照りをとる効果もあります。

焼けてしまった肌は元の肌へは戻りませんが、表皮は非常に乾燥をしており、どんどん水分が出て行ってしまいます。さらなるダメージを生み出さないよう、しっかり保湿をしましょう。

 

サングラス

汗と疲労

気温や室温が上昇するとじっ…としていてもかく汗。汗をかくほどの運動をされていれば話は別ですが、じっとしていても汗をかき、疲労感を感じる原因、これは体内のナトリウムやミネラルが一緒に出ていってしまうためです。この状態の疲労感が続くと、身体に熱がこもってしまい熱中症や脱水症状にも繋がります。

脱水症状とは

汗は体温を調節するためにかかせませんが、気温や室温が高いと、大量の水分とナトリウムなどのミネラルを同時にを失う事になり、脱水症状になります。また、普段から冷房を多用しており汗をかくことに慣れていない方は、汗腺の機能が弱く、汗と一緒に必要以上のナトリウムなどのミネラルを放出してしまい、再吸収が出来ず脱水症状に陥りやすいと言われます。

また、水分は筋肉に保持されます。筋力の弱い女性やお年寄りの方は脱水症状を起こしやすいので注意が必要です。

熱中症とは

高温の環境化で起きる身体の適応障害の総称です。

実は脱水症状も熱中症のひとつです。発汗とナトリウムなどのミネラルの放出がひどくなると、体内のナトリウム濃度が下がりることで身体の恒常性が働き、これ以上発汗しまいと汗がストップしてしまいます、。ると思う様に体温が下がらず身体に熱がこもり、頭痛やめまい、吐き気や意識障害などの熱中症に陥ること事があります。

予防方法

なんといっても水分補給です。喉が渇いたと思った時は既に身体は脱水の前触れです。喉の渇きを覚える前にコップ1杯の水分を摂取するようにしましょう。また、1度に大量の水分を補給しても身体は処理しきれないので上手く水分補給できているとは言えません。同様にカフェインが多く含まれるコーヒ、紅茶、緑茶、エネルギードリンクも利尿作用が強く、逆に身体の水分を排出してしまい、水分補給には適しません。

夏場、常備するならノンカフェイン、ミネラルも少し含む麦茶がオススメです。

屋外での作業・スポーツなどで大量の汗をかく方は電解質を含むスポーツドリンクが有効です。市販のスポーツドリンクはさらに2から3倍に薄め、常温に近い形で飲む方がより水分とミネラルを吸収しやすくなります。

 

水分補給

暑い!と思うだけで疲れる

夏場は様々な外的要因によって疲労が出ます。外気温と室内の冷房の差で自律神経のバランスを崩したり、暑さから食欲が減退し栄養バランスが偏ったり、暑いからと冷房に頼りっぱなしだと汗腺の働きが鈍り、発汗時に必要以上のミネラルを放出しバランスを崩したり。さらに、環境がもたらす疲労だけではなく、「暑いのが嫌!」と感じる事、これも立派なストレスになり得ます。これも度重なると夏バテしてしまい、疲労感が抜けにくかったり、集中力が低下したり、様々な不調が出てしまいます。

暑さにめげてしまいそうですが、軽いストレッチやウォーキング入浴などで血液循環を促した方が疲労物質も流れ、結果的にダラダラ休養するよりスッキリする、とういう方法もあります。

今年も猛暑と言われます。
上手に涼をとり、気力、体力ともにバテない様に日々のケアを充実させましょう。

 

 


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