強い刺激をお好きな方への注意点

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当店ではイタ気持ちいい刺激でじっくりと施術する手技でございます。

指圧ベースとなっておりますので、筋肉を揺らして揉みほぐさず、拇指(おやゆび)を垂直圧でコリにアプローチしていきます。もみ返しなどの反応も少なく、辛い箇所にじっくりと刺激を伝え、辛い箇所を解消していきます。

昔からよく強い圧をご希望されるお客様も多々いらっしゃいます。その際に説明をさせて頂いているのですが、強い圧は出来ないことではないですが、強すぎる圧は逆にお客様の健康にはマイナスとなります。と説明させて頂いており、それでも過度な強圧をご希望な方はお断りさせて頂いております。

簡潔に説明すると、強い刺激を加えると筋肉が抵抗し、脳がその強い刺激を覚えてしまい、その記憶の蓄積で刺激に対しての耐性が出来、更に強い刺激を求めてしまい最後には何も感じなくなってしまいます。そうなると強圧が出来るお店を探して彷徨うことになってしまいます。しかしながら現在は施術者のリスクを考えて強圧を行うお店も減少しております。

この業界でも余り知られていない、「アルントシュルツの法則」という法則がございます。

この法則は

弱い刺激は神経機能を喚起し、中程度の刺激で神経機能を興奮させ、強い刺激は神経機能を抑制し、再強度の刺激で静止するという生理学の法則です。

ほとんどの人に当てはまり、非常に強い刺激は組織の働きを停止させてしまいます。

力強いマッサージがお好きだったり、強い方が固くなった筋肉に良いと思ったりしやすいですが、そういった場合でその時は満足されるかもしれないですが、すぐに元に戻ったりはしませんか?

力強い刺激を受けると、組織の働きが停止してしまい、本来の組織の働きが出来なくなってしまっています。

ので、当店では弱い刺激からイタ気持ちいい中くらいの刺激を推奨しております。

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