ヒトはなぜ疲れるのか

Pocket

日本は特に“疲労人口が多い”と言われており、社会人の7～8割が慢性的に疲労を感じています。
疲労は脳や脈拍、筋肉とあらゆる面で仕事などの効率を下げてしまいます。

“少しの疲れくらいたいした事ない”“気合で何とかなる”“などと思われがちですが
“疲れた”は決して感覚的な問題ではなく、実際に身体が発している悲鳴です。
“疲労が蓄積してしまうのにはいくつかの条件があると言われています。

〇疲労が蓄積する条件

人はなぜ疲れるのか

・精神的ストレス
安静時の脈拍は1分間に約70～80回とされていますが、安静時と比べ
早くなっている場合は疲れのサインです。
緊張や興奮など“精神的なストレス”がかかると自律神経の1つである交感神経が優位になり、
心臓がバクバクして脈拍が早くなります。
激しく動いてしばらく経っても脈が落ち着かない、安静時でも脈が早い等は、
疲れが蓄積していると判断できます。

・睡眠不足
仕事や人間関係など心身にかかるストレスや、日々の忙しさで寝る時間が遅くなる、
休みの日、いつもより遅めに起きていたりすると、生活リズムが崩れ、自律神経やホルモンバランスの乱れ
が出てきてしまい、副交感神経の働きも悪くなってしまいます。
すると、脳に酸素が行き渡りにくくなりからだは脳に酸素を供給することで精一杯になり、
血液中の酸素濃度が薄くなってしまい毛細血管にまで血液が回りにくくなり、筋肉が凝り固まって、
疲れを感じるようになってしまいます。

・運動不足
腰の筋肉は体を支えたり、姿勢を保つ働きをしています。
前かがみでのデスクワークや立ち仕事を長時間続けていたり、繰り返し荷物を運ぶ、
運動不足や加齢による筋力の低下で筋肉が徐々に疲労し硬くなり、血行不良による老廃物の滞りで
コリやハリを感じるようになります。
このように現代人は日々の忙しさから生活習慣が乱れ、疲労は溜まる一方になります。
疲れをなるべく溜めない身体つくりが大切です。

〇疲れを溜めない為には
人はなぜ疲れるのか2

・身体を温める
冬はもちろん、夏でも冷たい物の摂取や、クーラー等で身体は冷えがちです。
身体が冷えると血行不良を起こし、筋肉が硬くなり腰痛などを引き起こしてしまいます。
38～40℃くらいのぬるめの湯船に20～30分ほどゆっくりと入浴することで、
ヒフの毛細血管や皮下の血管が広がり、血行が良くなることで筋肉の緊張を緩める事ができます。
副交感神経も優位になるので、心身ともにリラックスでき疲労回復の効果があります。

・質の良い睡眠
生活のリズムを整えるポイントの1つが睡眠です。できるだけ毎日同じ時間に
就寝・起床するようにしましょう。
また、PCやスマホの液晶画面に使われているブルーライトを浴びると<
眠気を誘うホルモン“メラトニン”の分泌が低下してしまい、寝付きや寝起きなど
睡眠の質が悪くなってしまうので、睡眠1時間前は、
ブルーライトを浴びるのは控えるようにしましょう。

･腹式呼吸をしよう
背筋を伸ばし、お腹に手を当て2,3秒かけてゆっくりと鼻から息を吸います。
この時、お腹に空気が溜まることをイメージしましょう
十分に吸ったら3秒ほど息を止めます。
吐く時は10秒ほどの時間をかけて、ゆっくりと口から息を吐き出します。
この時、お腹がペタンコになることをイメージしましょう
この工程を最初は1日5回、慣れてきたら1日10回を目安に行うことで、
副交感神経が優位になり、身体がリラックスし結構循環もよくなります。

・軽い運動やストレッチ
ラジオ体操やウォーキング、寝る前に20分ほどストレッチをする等、
軽い運動やストレッチをすることで、筋肉に柔軟性がつき血行循環もよくなります。
脳に酸素も行き渡り栄養が届くようになります。

・マッサージを定期的に受ける
腰に限らず、全身の筋肉の緊張をほぐす事で筋肉に柔軟性がつきます。
自律神経が整う事で、身体だけでなくイライラや不安感など精神的な疲れも緩和されます。

肩こり・腰痛・むくみ・身体の疲れ・足のむくみなどでお悩みの方、是非ともご来店ください。
骨盤調整も行っております。

リラクゼーションサロン Breath

エキテンクチコミバナー