健康について096 肩の内巻きとは
肩が内巻きになっている姿勢は、他の人から見ると
姿勢が悪く根暗なイメージがつきやすいです。
何とか直そうと意識していても無意識になるとすぐに、
肩が内に巻いた悪い姿勢に戻ってしまいます。
その結果、首肩の硬さ、背中の痛みに繋がりかねません。
肩の内巻きは主に普段の姿勢が大きな要因になります。
内巻きの状態で長時間作業をしていることが1番の原因といえます。
パソコン中の姿勢:首が前に出た状態になり猫背にもなりやすくなります。
スマホ:携帯(スマートフォン)をのぞき込み続けた姿勢は、
猫背になりやすいため内巻きにもなりやすいです。
座り姿勢:椅子に浅く腰かけた状態で骨盤を後ろに倒した状態は、
背中の真ん中あたりが丸まるため、内巻きになります。
また、首筋から肩の筋肉の緊張が大きいと肩が上に上がった状態にもなります。
肩が内に巻いている状態は肩こりだけでなく、
お身体の様々な不調の要因にもなります。
肩甲骨が外に開いた状態になるので左右肩甲骨の距離が生まれます。
その間にある筋肉は常に引っ張られている状態になり、
胸郭が筋肉の硬さでうまく広がることができなくなるため、
呼吸が浅くなります。体内の酸素も減少するので疲れが取り切れないなどの
不調にも繋がります。
作業の合間に肩回し・肩甲骨を寄せるなどの動作をし、
長時間同じ姿勢にならないように心がけましょう。 寒い時期にはマフラーなど
首元を温め冷やさないようにしましょう