健康について091 筋肉の首のコリについて

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現代社会ではパソコン作業を長時間行う方に増加傾向にあります。

首は約4~5キロの頭を支えています。ボーリング玉と同じ重さがあると

言われています。

パソコンに向かっていたり、スマホの操作で下向きの姿勢を取っていたり、

猫背など不自然な姿勢が長時間続いていると首の筋肉や関節に負担がかかり、

首に痛みやコリを感じるようになります。

放っておくと…

首の筋肉が硬くなります。そして、それらが原因となり血流が悪い状態に

なります。

さらにその状態が続くと、頭に行くはずの血流までも悪くなるため

頭痛の原因となります。

首コリが招くトラブル

首は身体と脳の神経や血管を繋ぐ重要な場所になります。

負担が自律神経に影響を及ぼし、様々な不調を引き起こすことになります。

現代人はストレートネック傾向にあり、首が前に出てしまっている状態である方

が約9割も存在するのです。

症状…首の痛み、肩コリ、頭重感(ズオモカン)、頭痛、慢性疲労 etc…

自律神経の乱れ

自律神経は、緊張状態時に活発に働く交感神経とリラックス状態時に活発に働く

副交感神経に分かれ互いにバランスを取り合っています。

背骨から出ている神経のため、その周囲にある筋肉が硬まってしまうと

神経の働きが十分に行うことができなくなり、乱れた状態になってしまいます。

症状…イライラ、身体のだるさ、めまい、不眠症 etc…

パソコン画面に前のめり状態の姿勢はNG

改善

  • ディスプレイまでの距離40センチ以上
  • 画面は水平よりも下に設置
  • 机は高さ60~72センチで調整が行えるもの

※調整が行えない場合は65~75センチ範囲の高さのもの

  • 椅子は高さ37~43センチで調整できるもの
  • 膝と椅子間に指が入る程度のゆとり
  • 腕は垂直、肘90度以上にしてキーボードに自然と手が届く
  • 腕は、机や椅子の肘で支えられるもの
  • 足裏全体が床に接していること。足が床につかない場合は足台を利用する。

※目線はやや斜めで、軽くあごを引き画面から40センチくらいの間隔を取る。

骨盤は軽度前傾にしましょう。・・・猫背になっている人は作業中、骨盤が後ろの倒れているので

背中に負担がかかりやすい。

1時間以上はうつむく姿勢を取らないようにしましょう。・・・首を回して筋肉を動かす。同時に、目を閉じて休ませる。

理由として脳への負担軽減、ドライアイ対策

  • 首疲れの解消
  • マッサージ…首、肩周囲・リンパ(脇元)をほぐすことで、血行循環の改善が望めます。首周囲の疲れがやわらぎます。
  • 首を温める…筋肉は温められると緩む性質があります。蒸しタオルを作って首根元から鎖骨、肩全体を覆うように当てるとよいです
  • ぬるめの温度に入浴…リラックス状態で筋肉緩む性質がある。副交感神経優位にするため睡眠時間の2時間前に38~40℃のぬるめ湯に浸かり、汗がじわーっと出る20分間くらいがベストです。

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